米国税関・国境取締局(CBS: Customs and Border Protection)による入国審査での待ち時間がますます長くなっています。そのため、グローバル・エントリー・プログラムの参加資格を有する全渡航者は、グローバル・エントリーの申請を検討なさることをお勧めします。CBPが運営するグローバル・エントリー・プログラムにより、事前審査を経て「低リスク」と認められた渡航者は、米国到着時の入国審査を迅速に済ませることができます。
米国市民または合法的永住者でなくても、グローバル・エントリー・プログラムのパートナー国の国民であれば、グローバル・エントリー・プログラムに申請することが可能です。2025年4月現在、グローバル・エントリー・プログラムのパートナー国は22カ国あり、日本、ドイツ、インド、メキシコ、カナダが含まれます(パートナー国一覧)。
頻繁に米国へ渡航なさる方で、かつ待ち時間やCBP審査官による審査手続を最小限に抑えたい方は、グローバル・エントリー・プログラムへの申請をご検討ください。ESTA/VWP(ビザ免除プログラム)の利用者もグローバル・エントリー・プログラムの対象となる場合があります。詳細についてはCBPのウェブサイト(こちら)をご確認ください。前に、必ず賃貸借契約書を確認し、適切な対応を取るよう注意しなければなりません。
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